浸さずにはいられない!?フランス伝統菓子:マドレーヌ

新しいマドレーヌの世界

日本で誰もが知っているフランスの伝統菓子と言えばマドレーヌ。パティスリーだけでなく街中のスーパーやコンビニエンスストアでも見られ、皆さんも一度は食べたことがあるマドレーヌ。

フランスでも子供時代には必ずと言っていいほど食べたことがあるお菓子ということもありフランスでは、何か子供の時の事を思い出す懐かしいものを言い表すのに、「C’est ma madeleine de Proust:セ・マ・マドレーヌ・ドゥ・プルースト(私のプルーストのマドレーヌ)」という表現があります。マルセル・プルーストはフランスの20世紀を代表する作家の1人ですが、彼の作品の中でマドレーヌを食べた時に子供時代を思い出したという話からこのような表現が使われているといわれています。

本日は、フランスでも日本でも誰もが食べたこがあるといっても過言ではないフランス伝統菓子のマドレーヌのあまり知られていないフランスでの食べ方をご紹介いたします。

浸さずに食べるはパリジェンヌにあらず!

浸さずに食べるはパリジェンヌにあらず!

皆さんマドレーヌを食べる時はどのように召し上がられますか?

日本でも多くの人は、おやつの時にマドレーヌはお茶やコーヒーと一緒に召し上がられると思います。

フランスもコーヒーや紅茶、ホットチョコレートなどと一緒に食べますが、食べ方が日本とは少し違います。

おやつの時だけでなく朝食でもマドレーヌを食べます。朝食で出てきたマドレーヌに日本の食パンのように季節のフルーツを使ったジャムやフランス人が大好きな濃厚な味わいのヘーゼルナッツ味のチョコレートスプレッドをたっぷりつけたり、コーヒーや紅茶、ホットチョコレートに浸して食べるのがパリジェンヌ・パリジャン流。

朝食にマドレーヌを食べる事の多いフランスでは前日の内にパティスリーなどで買っておくのですが、日本より湿度の低いフランスでは焼きたてはしっとりしているマドレーヌも一晩たつと少し乾いてしまいます。

なので、食べる時にコーヒーや紅茶に浸し、しっとりとした味わいになりより一層おいしく召し上がれます。
コーヒーや紅茶のほのかな苦みがマドレーヌの優しい甘さと合わさってたまりません。

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