LENÔTRE＜ルノートル＞ってどんなブランド？

現代フランス菓子の基礎を作っただけでなく、フランス菓子をアートの領域まで高め、フランス菓子界の至宝とまで称されるガストン・ルノートル氏。なぜ、ガストン・ルノートル氏は「フランス・菓子界の父」とまで称されるようになったのかご存知ですか？

20世紀迄フランス菓子と言えばバターやお酒、砂糖をたっぷりと使用した重厚なケーキばかりで、どこか無骨な見た目のお菓子ばかりでした。

そんな中、今では当たり前の手法であるバターやチョコレートにメレンゲやクリームを加え、砂糖を控え、生のフルーツを使う等、今まで主流であった重厚さとは一線を画す、当時では革新的な「軽やかさ」にこだわったお菓子を作りあげました。

ガストン・ルノートル氏の繊細で洗練され、味だけでなく見た目でも楽しめるケーキもお菓子はグルメなパリジャン、パリジェンヌに大きな衝撃を与え、フランス菓子界に大きな革新をもたらしました。

また、ガストン・ルノートル氏が確立した様々な技術を継承していく為のプロフェッショナル向け料理学校「エコール・ルノートル」を開校し技術とフランスの食文化の発展に大きく寄与しました。

これらの、数多くの功績がガストン・ルノートル氏が「フランス菓子界の父」と呼ばれる所以です。

1957年にパリの一角で妻のコレットと一緒に店を始めたLENÔTRE＜ルノートル＞。日本ではスイーツのみを取り扱っているますが、フランスではお菓子だけでなくヴィエノワズリー（パン）やワイン、お総菜、ケータリングも行う食の総合ブランド。

これまで様々な国際的なスポーツなどの祭典で公式ケータリングパートナーを務め、日本の人間国宝に値するＭ.Ｏ.F.(国家最優秀職人章)を授与された２冠のギー・クレンザー氏をはじめ多数の卓越した才能をもつシェフたちが在籍しています。

また、60年以上の歴史を持ち、現在第一線で活躍している世界的に著名なシェフを多数輩出しているLENÔTRE＜ルノートル＞は、今ではフランスを代表する最高峰のメゾンのひとつに数えられています。

ガストン・ルノートル氏の遺志を引き継ぐトップシェフ

ガストン・ルノートル氏の遺志をつぐクリエーション・ディレクターのギー・クレンザー氏。数少ないM.O.Fを二つの部門で獲得しており、LENÔTRE＜ルノートル＞だけでなく、フランスを代表するトップシェフの1人。

【素材にこだわり、料理の様にレシピを考えてお菓子やチョコレートをも創る】という概念を持ち、ルノートルでしか表現出来ないパティスリーやショコラを作り上げています。

進化し続けるLENÔTRE＜ルノートル＞

LENÔTRE＜ルノートル＞は「フランス洋菓子界の父」、ガストン・ルノートル氏から引き継ぐ良き伝統を守りながらも革新性も大切にしています。
クリエーション・ディレクターのギー・クレンザー氏を筆頭に、その時々にあった新しい形の食文化や新しい価値の探求と創造に挑戦し続けています。

これからも、様々な魅力的なお菓子をお届けしていきますので、是非お楽しみ下さいませ。