LENÔTRE<ルノートル>こだわりのムースの世界

軽やかな味わいのフランス菓子

最近のケーキ屋さんではどこに行っても見かける、ムース。軽やかな食感とくちどけの良さが特徴のフランス菓子のムース。軽やかな味わいを求める現代では人気のフランス菓子の1つ。

ムースはフランス語で「泡」という意味で、定義は少し曖昧。ピューレ状のフルーツ、チョコレート、砂糖、牛乳等に泡立てた卵や生クリーム、ホイップしたバターを加えて、ふわっとした軽やかな口当たりのクリームにしたお菓子を広い意味でムースと呼んでいます。

LENÔTRE<ルノートル>とムース

 
20世紀初頭まで、フランス菓子と言えばバターや砂糖をしっかりと使い、重厚感のある味わいの物が主流でした。

創設者ガストン・ルノートル氏は濃厚な味わいが中心だったフランスの伝統的なお菓子を老若男女問わず最後まで美味しく食べてもらうために、日々研究をし、「食べやすく、軽やか」にする革新を行う中で、多くのムースを使用したお菓子が生まれました。

重たいバタークリームにメレンゲを加えて軽やかな味わいにしたり、酸味の効いた爽やかな味わいのフルーツを使用してさっぱりな味わいにしたり、軽やかな口当たりのホイップクリームを使い味わい深い濃厚な味わいにしたり、伝統的なレシピを「軽やかな味わい」に生まれ変わらせました。

これがLENÔTRE<ルノートル>のムースの始まりです。

また、フランス菓子界に大きな革新をもたらす一つとなります。

幸せを運ぶお菓子Plaisir<プレジール>

LENÔTRE<ルノートル>のムースガトーの中で代表的なガトーがあります。

Plaisir《プレジール》もそのうちのひとつです。

「プレジール」とはフランス語で「喜び」を意味するだけでなく、LENÔTRE<ルノートル>の工房がある街の名前でもあります。

プレジールは数あるLENÔTRE<ルノートル>のケーキの中でも、私が大好きなケーキの一つです。

ヴァニラとチョコレートのムースのシンプルなガトーですが、実は、素材の鮮度や作る時の手法の影響がダイレクトに受けてしまう難しいケーキ。

食材の持っている本来の味わいや風味、食感を最大限に引き出す為に、決められた温度で食材を混ぜ合わせ、決められた混ぜ方で決められた回数で混ぜ、一部の狂いもなく愚直に作り続け、これがLENÔTRE<ルノートル>のこだわりの一つでもあります。

ヴァニラムースに使うヴァニラはチョコレートムースと合わせた時に最高の組合せになるようにたくさんの種類のヴァニラの中から厳選しました。

卵のまろやかさと濃厚なヴァニラの味わいのムース、どっしりとしがちのチョコレートムース軽やかに仕上げたPlaisir《プレジール》を1口ほおばった瞬間に、口から体のすみずみまでしみわたる芳醇な味わい。そのあとに感じる相反するあと味は驚くほど軽やかで口の中が喜びで満たされます。

1つ食べた後に、不思議ともう1つ味わいたくなるガトーです。

小さいサイズと大きなサイズ(店頭で予約販売のみ)の2サイズで御用意しています。

どちらも店頭でお求めいただけます。他にも様々なLENÔTRE<ルノートル>こだわりムースのガトーを店頭にてご用意しておりますので、お立ち寄りの際是非お試しください。